

2019年 6月22日(土)お昼より・・
ART FARMing のメイン会場となる「綿覚ビル」をお披露目すると共に、
東京からメインアーティストの 栗山斉氏、ゲストキュレーターの嘉藤笑子氏(Art AutoNomy NetWork 代表)(以下 AAN)を迎えて、
「アートプロジェクトをつくろう!」というレクチャーとワークショップを開催しました。
まずはチーフキュレーターの武藤勇(N-mark 代表)からの挨拶。

長者町スクールオブアーツの経緯や、ART FARMing の趣旨を紹介。
続いて嘉藤さんによるレクチャーに続きます。AANが行ったアートプロジェクトの実際の活動例を挙げながら、アーティストの仕事がどのような社会的関係のなかで実現するのかが語られました。
お話の開始時には「このなかでアーティストの方、手を挙げてください」と呼びかけられ、多くの挙手。

メインアーティスト栗山さんは、蛍光灯などを室内の中空にはりめぐらせるように設置するインスタレーション作品を展開しています。ちょうど、今回のレクチャーを行なっている一階の空間は天井が高く、そこに設置する新作について、ドローイングや図面と共に話してくださいました。
新作プランの前に、ワシントンDCのワシントンハーバのレストランに恒久設置されている作品のプロセスもご紹介いただき、参加者は引き込まれました。



休憩を経て、「綿覚ビル」の会場見学ツアーに出ました。一気に最上階へ、一フロアずつ部屋の特徴を紹介していきます。
参加者の方々から「けっこう広い!」「これは何かしたい」という反応!
一階に戻って、ART FARMing スタッフの自己紹介と、プロジェクトのなかで考えている企画プランなどを口頭で話しました。
それから、嘉藤さんの提案で、誕生日の偶数、奇数で5、6名ほどのチーム分けが行われました。
30分ほど「この綿覚ビルで ART FARMing の企画で何をするのが面白いだろうか?」とアイディアを出し合います。
スタッフはそれぞれのチームに分かれ、ファシリテーターとして進行しました。
「エレベーターを展示室にする」
「動線の演出」
「朝顔を囲んでの朝会」
などなど、それぞれのチームからアイディアが発表されました。

ART FARMing は「これほどフレキシブルに参加を促しているプロジェクトはない」との声も。
17時からの、懇親会は キッチンカー Kito Bar にお越し頂きました。
長者町大縁会にも関わりがあった鬼頭さんがモバイルバーをされているということで、ご協いただきました。
野菜のカクテルや、ドリジナルドリンクと手作り野菜、瓦そばPinさんのケータリングを囲み、賑わう キックオフとなりました!

お越し頂いた皆様、ありがとうございました!
ART FARMing は ワークショップ、トークイベントなどを多く行なっていきます。最新情報はこちら にまとめていきますので、ご覧ください。
また、Facebook、Instgram でもお知らせを行なっていきます。
どうぞよろしくお願いいたします。

文: 村田 仁